Ubuntuを18.04にアップグレードしたもののログイン出来なかった話
自宅のUbuntu を16.04 から 18.04にアップグレードした。いろいろ不具合はあるとは聞いていたがやっぱりぶち当たってしまった(予想どおりかw)
18.04アップグレード・インストールは出来た。ログイン画面が出てきて、16.04での自分のユーザ名が表示されている。ところが、パスワード入れていざログインしようとすると、一度暗転し、またもとのログイン画面に戻ってくる。
あれ?16.04で以前遭遇した無限ログインループか?
とりあえず前にやってみた homeDIRの .ICEauthority
と .Xauthority
を削除して再起動してみたが、今回は関係なさそう。
で、ネットに書いてある下記のいろんな方法を試してみた。
Nvidiaドライバの問題からGUIログインできない話は、たくさん上がってきているので、最後の頼みでいろいろやってみたが、かえっておかしくなる。とうとう起動途中で止まったっぽいCUIの黒画面が出て修正不可能になってしまった。この時点で最初に見えていたログイン画面すら出なくなった!!
NvidiaのGCは積んでいるが、よく思い出してみるとHDMI関連の不具合かなんかで去年ボード内蔵のカード2枚使用に変えた。だから後付のNvidiaはディスプレイに繋がっておらず使っていない。Nvidia関係ないじゃん!!自分でも後で気づいてアホらしかった。
だんだん絶望的になってきた。
で、考えを変えて今度はセキュリティーモードで入って、rootログインのシェルから一時利用のユーザーをsudo権限与えて作り、それでログインするとなんとかGUIの初期画面は出てきた。
そこから元々のユーザの/home/user
に入り、「.」で始まる隠しファイルや隠しDIRを全て別場所に退避。そして元のユーザ名でログインすると、
なんと!!ログイン成功! しかもちゃんと前のデスクトップの画面になっているではないか!
ここから移動しておいた隠しファイル関係を順に戻していく。デフォルトで初回ログイン時に作られているような同じ名前の設定ファイルは上書きしないようにした。
手間はかかるが、ある程度ファイルを戻すたびに再ログインして、問題のファイルを特定できるように作業した。
そして最後にシェル関係(.bash_logout
とか.profile
とか)を順に戻していき、最後に一番怪しい.bashrc
が残った。
ふふふ....やっぱりおまえか!そう踏んでいったん.bashrc
を戻し、そこでログイン不能になると読んでいたのだが....、
なぜかあっさりログインできてしまった。
あれ??なぜ??
特に.bashrc
を書き換えるとか一部コメントアウトとかしていないのに正常に戻った。
正直嬉しいが気分は?? 結局何が原因でログイン不能だったのかさっぱりわからないまま、この記事を無事に書いている(笑)